世界戦 続き | J FLAIR

世界戦 続き

昨夜の WBAライトフライ級王座決定戦 での 「判定」 に対して  


TBSに 33000件以上の 電話が殺到し つながらない といった状況だったようです


その多くは 判定のおかしさ でした・・・


確かに 判定の結果が出た直後は なんとも すっきりしない気持ちは ありました


今 ボクシングの判定には 


「ラウンドマスト」 と呼ばれる方法で 判定します これは ラウンドごとに 必ず どちらかに 多くの

ポイントを与えなければならないので 『今のラウンドは 互角だな』と思っても

それが許されないため ジャッジの個人的主観(判断 もしかしたら 好み) に 大きく影響を受けることに

なります


それが 今回の判定への 不信感につながってしまった感が否めません


実に 今回では それが端的に出て 3人のジャッジが 唯一 スコアシートで同じだったのは 4回だけと

なんとも 信じがたい結果が出ています


また 最終ラウンドが 金氏だけが 亀田さんにポイントあげ 他の二人は ランダエタさんの方だった

この最終ランドに関してにいえば 勿論 私は 素人ですので 正解はいえませんが

多くの人には やはり 他二人のジャッジと同じ ランダエタさんだったのでは?と思います

もし そうなら この試合は 引き分けだったことになります


一番 納得できないところで 一番重要な 結果 に影響を与えてしまったことになり 

それが 多くの ボクシングファン そして 両選手のファン 関係者に 不信感を 抱かせてしまったんだと思います


しかし もう少し 視点を広げ 全体的に視た場合

1ラウンドは 確かに ランダエタさんが獲り  11ラウンド 12ラウンドも ランダエタさんが優位だったので

一番 人の記憶に響く 最初と最後が 印象に残り 亀田さんが 『負けただろう』 と 意識が向かいかちですが


途中のラウンドは 決して 劣勢ではなく 手数で勝る ランダエタさんではなく ボディに有効的なパンチを

いくつも 入れていた 亀田さんが この 「ラウンドマスト」というシステム上では ポイントを獲得していたとしても

不思議ではありません


私は それを信じます・・・


ところで 私の個人的見解ですが どういう判定であれ もし 彼が 最終まで 立っていなかったら・・・

どう 誰が 亀田さんにチャンピオンベルトを 与えたくても できません・・・


出てしまった結果に 怒り不満をぶつけるよりも 19才の若者でさへ あれだけの 気持ちの強さと根性を見せたこと それに

意識したいものです


ただ・・・ テレビで彼が 『ダウンは 俺流のサプライズだ』 と言っていたのは ちょっと残念でした


もしかしたら 今回 負けていたほうが良かったのかもしれない と思う事もあります

形の見えない力によって 作られたチャンピオンという衣を 着せられてしまったよう


勝ち続けるより 一度 負けた方が 彼は もっと 強い チャンピオンになれるのかもしれない


以上は 全て 私個人の勝手な思いです・・・



toppyjump♂